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【国・地名】 

 

【エクメネア】

アーグニジ不可触民国以南の地域を指す。 現在、第三紀の990年目。

 

【小国群(しょうこくぐん)】

かつてはオルムゴンドに従属していた国家群。オルレアの西部進出を受け、帝国派(オルムゴンド派)と聖領派(オルレア派)に別れて複雑に対立しあっている。 

 

【ベスランス国】

小国郡の一国。帝国派。

 

【ヒューミリア】

ベスランス国の南端部にある都市国家。十数年前、鉱山労働者と市民が結託して行った武装蜂起により、当時の領主が失脚。以後、反乱の主導者であったアットランダ家が統治を続けている。ベスランス国とは自治権を巡り対立している。


【アーグニジ不可触民国】

罪人の流刑地。国民には北からエクメネアに侵入しようとする魔物を退け続ける義務が課せられている。 

 

【逢魔ヶ原(おうまがはら)】

魑魅魍魎が跋扈する未開の地。魔族の集落がいくつか点在するばかりで、その他は鬱蒼とした樹海と不気味な湿地が広がるのみ。近年、オルレアと聖領派小国群を繋ぐ交易路の開拓が進められている。 

 

【オルムゴンド帝国】

第三紀初頭、竜征王イシリアドゥネが大陸南西部に築いた帝政国家。ドラゴンを自在に乗りこなす竜騎兵団を有する。オルレアとは二度に渡り大戦を行っている。 

【オルレア聖領】

秩序にして中立の女神・オルレアを崇拝するオルレア正教の信徒を中心に繁栄した宗教国家。エクメネア東部に位置する。〝聖領〟などと略して使われる場合もある。 

【公土ミラメニス】

第一紀、大陸に位置するふたつの巨大な湖の水利権をかけた争いが長く続いていた。これを見かねた大魔法使いミラメニスが湖を中心に大規模な結界を作り、悪意のある者は湖に近づけなくなった。以来、この地域一帯は公の領土、公土ミラメニスとして、諸国の思惑を退け続けている。

【大学院領】

魔術師の養成を目的としたユーフォルビア大学院の領地。全ての国家と無期限の不可侵条約を結んでいる事実上の永世中立国。学徒の半数が魔族。 

【東西メルロキア】

バハリシャ・ペタンゲアの連合軍に破れて以来、二十余年に渡り分割統治されている国。互いに国土を押し広げたいバハリシャ・ペタンゲアの思惑で、長い間、東西間の領土紛争が行なわれている。 

【バハリシャ王国】

広大な砂漠と険しい山々が国土の大半を占める北方の大国。肥沃な大地を求め、東への進出を目論んでいる。 

【ペタンゲア】

国境の半分以上が逢魔ヶ原と接している新興国。エクメネアでは唯一、人民が主権を持つ民主制国家であり、また、獣人・魔族・リザードマンが市民権を得ている非常に稀な国家でもある。民主制は多くの王政国家にとって危険な思想であり、他国との外交関係は壊滅的と言っていい。 

【ホヨル公国】

オルムゴンド初代皇帝の長子ガルハンとの跡目争いに敗れた皇帝第二子マナンが、天嶮オルト山脈を越えた地で興した国家。オルムゴンドとの険悪な関係は今も尚続いている。ホヨルとは〝正統〟を意味する。 

 

【レグギオン獣王国(じゅうおうこく)】

獅子獣人の王家・ガルガルトが統治する獣人たちの国。主に木材資源や鉱石資源・獣毛などを輸出して栄えている。 地理的に近いオルレアとは密接な関係を築いており、近年、国教をオルレア聖教に定めたことで親聖領派と保守派との間で争いが起きている。

【ミゼヘキマ】

魔物除けの原料となるベノウ鉱樹の産出国として諸国に大きな影響力を持つ。 
 

【種族】

【人間】

エクメネアの主要種族。

【獣人】

レグギオン獣王国に息衝く亜人族。人間と比べて身体能力に勝るが、魔法の扱いが苦手。近年、エクメネアで暮らす者もちらほらと現われ始め、とりわけ地理的・文化的に繋がりの深いにオルレアに多く見られる。 

【魔族】

灰色の肌と長く尖った耳を持つ種族。魔力の扱いに長ける。他種族との調和を重んじており、魔族が市民権を持つ国家で暮らしている者も少なくない。逢魔ヶ原や大学院領に多く見られる。 

【リザードマン】

その起源は定かではないが、力のある古の精霊が人と竜を混ぜ合わせて創り出したと伝えられている。人間と比べて体格のよい者が多く、腕力と俊敏性に優れる。エクメネア全土に広く生息しており、人間社会との調和性も高い。

【人物】
【イシリアドゥネ7世】

オルムゴンド帝国の皇帝。重い病に伏している。 
 

【その他】

 

【エルヘーヴェー歴】

第一紀に制定された古代からの暦法。

一月から順に

 

雪中の月(せっちゅうのつき)

好文の月(こうぶんのつき)

沈丁の月(ちんちょうのつき) 

櫻の月(みどりのつき) 

老頭の月(ろうとうのつき) 

菩嘆の月(ぼたんのつき) 

水要の月(すいようのつき) 

日回の月(ひかいのつき) 

彼岸の月(ひがんのつき) 

毅貢の月(きこうのつき)

幸着の月(こうちゃくのつき)

猩々の月(しょうじょうのつき) 
月・週・日の順に扱う。(例:1月11日は 雪中の月 第2週 4日目 ) 

【第三紀】

時代区分。現在は涅(くり)の月の時代の第三紀。

【ピックアップ】

★必要最低限、知っておきたい用語をまとめました

【小国群(しょうこくぐん)】

かつてはオルムゴンド帝国に従属していた国家群。オルレア聖領の西部侵出を受け、帝国派(オルムゴンド派)と聖領派(オルレア派)に別れて複雑に対立しあっている。 

【ベスランス国】

小国群の一国。帝国派。

【ヒューミリア】

ベスランス国の南端部にある湾港都市。十数年前、鉱山労働者と市民が結託して行った武装蜂起により、当時の領主が失脚。以後、反乱の主導者であったアットランダ家が統治を続けている。ベスランス国とは統治権を巡り対立している。

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